ASICSから登場した話題の新作「METASLEEK(メタスリーク)」
公式サイトでは「自分の足で走る感覚を意識したトレーニングをサポートする一足」と紹介されています。
薄底×カーボンプレート非搭載という構成から、トレーニングシューズとして注目されていますが、価格は19,800円(税込)とトレーニング用としては少し高めの設定。
今回は実際に12km実走してみた率直な感想をお届けします。
スペック&ファーストインプレッション
驚異の軽さ(27.5cmで実測131g)
手に取った瞬間に分かる圧倒的な軽さです。比較として「METASPEED SKY TOKYO(27.5cm)」が169gだったため、それよりも38gも軽く、かなりの軽量性があります。

サイズ感
普段履いているアシックスの標準サイズと同等で問題ありませんでした。アッパー(モーションラップアッパー 3.0)
中が透けて見えるほどの薄手メッシュで通気性は抜群。適度なホールド感がありフィット感も良好です。ただし、長期使用時の耐久性については要検証と言えます。

- アウトソール
形状はMETASPEED SKYと同じパターンをしていました。今回の走行ではグリップ感に問題はありませんでしたが、雨天時などにどうなるか気になるところです。
- ミッドソール「FF TURBO SQUARED」
HYPER SPEEDのFlyteFoamよりもかなり柔らかく、手で簡単に曲がるほど柔軟です。METASPEED Parisまで採用されていた「FF TURBO+」と似た感触があります。
履き心地と走行感
直感的な接地感とフラットな安定性
近年の厚底シューズ特有の「ロッカー構造(つま先が上がり前傾を促す作り)」がなく、体重の乗せどころを選ばず地面を捉えられます。かつてのソーティのような極薄感はなく、適度なクッション性もあると感じています。
12km jog(ペース:5’30/km 〜 4’30/km )+ 100m流し)
今回は試しに12kmほど走ってみました。ペースは5分30秒から4分30秒。その後、100mを3分前後のペースで走ってみました。

地面の固さを感じることはなく、かといって、過剰な沈み込みがあるわけでもなく、適度なクッション性と反発があるなという印象です。前足部が上がっていない分、自分の足で前へと進む感じでした。
HYPER SPEEDとの比較
走行後に試しに「左:METASLEEK / 右:HYPER SPEED」で履き分けてみました。

クッション性・柔らかさ: METASLEEK > HYPER SPEED
接地感・推進力・蹴り出し: 同等
走りの安定感: METASLEEK <HYPER SPEED(HYPER SPEEDの方がブレが少ない)
クッション性はMETASLEEKの方が良い印象ですが、接地感や蹴り出し、推進力についてはそれほど差がないように思います。重さについても左右差は気になりませんでした。
走っている中でそれほどブレる感じはありませんが、ミッドソールの柔らかさを考えると、全体の安定感はハイパースピードだと思います。
結論:METASLEEKはどんな人におすすめ?
結論として、「一般的なトレーニングシューズを探している初心者〜中級者」であれば、コスパと安定性に長けたHYPER SPEEDで十分です。
では、METASLEEKはどのような位置づけのシューズなのか。
一言で表すなら、「METASPEEDシリーズを履きこなすための、プレートレス・トレーニングシューズ」です。HYPER SPEEDとMETASPEEDシリーズの中間に位置し、高反発素材(FF TURBO系)の感触に慣れつつ、プレートに頼らず走る感覚を養うには良い一足と言えます。
METASLEEKがおすすめな人
METASPEEDシリーズを愛用しており、日々の練習で本番に近い接地感覚で足を作りたいランナーHYPER SPEEDで十分な人
コスパ重視の方、これからランニングを始める方、着地時の安定感を重視したい方
今後も、練習で使用して記事をアップデートしていきます。
シューズ選びの参考にしてみてください。
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