アシックスの人気モデル「NOVABLAST」シリーズ。高いクッション性とバウンス感で、日々のジョグを楽しくしてくれる一足。
7月10日に新作「NOVABLAST 6」の発売が控えていますが、一方で型落ちとなる「NOVABLAST 5」がセールになり、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が普段愛用している「HYPER SPEED5」との比較レビューに加え、スペックが大幅にアップデートされる新作「NOVABLAST 6」への期待値をまとめました。
「今、安くなった5を買うべきか、それとも新作を待つべきか?」そのヒントになれば幸いです。

重量
NOVABLAST5の重さは246g(27.5cm)です。HYPER SPEED5(27.5cm)と比較すると35gほど重くなります。


以前レビューをしたプーマのニトロエリート(28cm)の178gとハイパースピードの差が33gなので、ほぼ同じ差になっています。
そう考えると、「重たい靴」のグループになるのかもしれません。ただ、デイリーユース用と考えれば許容範囲でしょう。
サイズ感
普段、アシックスのシューズは27.5cmを履いており、今回も27.5cmで問題ありませんでした。私はよく前足部側面のアッパーが破れてしまうため、ワイドタイプを選んでいます。普段からワイドタイプを履く人はそのままワイドタイプの購入で良いと思います。他のシューズと比べてもサイズ感の違いを感じることはありませんでした。
ミッドソールについて
NOVABLAST 5のミッドソールには「FF BLAST MAX」が採用されています。この「BLAST」シリーズは、アシックスのラインナップの中でもバウンス(反発)シューズに分類されており、以下の順でバウンス感が向上する設計になっています。
VERSABLAST < NOVABLAST < SUPERBLAST < MEGABLAST

一方、ハイパースピードは「FLYTEFOAM」を搭載しており、軽量かつクッション性と耐久性を両立させたソールが特徴です。
走行感覚
フィット感
まず、脚をいれて感じたのは、とても柔らかく包み込まれるような感覚です。アッパーの感触とソールのクッション感がとても良く、履いた時の柔らかさがとても気持ち良く感じました。
接地感について
ハイパースピードはクッション性が適度で、接地感が固めです。ほどよい反発を得ながら、推進力も得て前に進む感覚があり、地面の跳ね返りを感じやすいのが特徴です。
対して、NOVABLAST5は、非常に柔らかい接地感です。深く沈み込み、そこから弾むような感覚が得られます。ただ、カーボンシューズのようなプレートの硬さはなく、クッションの弾力で弾むイメージです。カーボンシューズのような強い推進力はありませんが、普段のランニングには十分だと思います。また、前足部が反りあがったロッカー構造になっているため、接地時に自然と進む感覚も得られます。
「自分で地面をつかんで走っている」感覚を求めるならハイパースピード、「柔らかい接地感」を求めるならNOVABLAST5が適していると感じました。
トレーニングでの使用感
NOVABLAST5を履いた練習は3回実施しました。
1回目 20kmジョグと流し

2回目 15kmビルドアップ

3回目 31kmロングラン

どの練習も問題なく実施できました。3分40秒~3分25秒/kmのペース帯であれば特に不安はなく走ることが可能でした。主観では、LT1付近のペースなら対応可能ですが、快適に走れるのは1kmあたり4分ペースくらいまでかなと思います。
基本的には自分のジョグのペース帯での使用がベストです。より速いペースで走る場合は、軽くて硬さのあるシューズのほうが良いと感じます。
安定感について
NOVABLAST5は、ハイパースピードに比べるとかかと部分が横に広がっており、接地時の安定感は高くなっています。ただ、ハイパースピードも十分な安定感があるため、どちらも問題ないと思います。
総評:こんな人にオススメ
NOVABLAST5は、接地感が非常に心地よく、地面からの衝撃が少ないため疲労が溜まりにくい一足です。まさに「デイリーユースに最適なシューズ」だと思います。
まずは、日々の練習のベースとしてこの靴を使用し、よりスピードを出したいときには、ハイパースピードなどの靴を検討してみるのが良いと思います。
新作NOVABLAST6との比較
7月10日に新作NOVABLAST6の発売が予定されています。
NOVABLAST5との違いはどのようなものか、気になるところです。

アッパー、ミッドソール、アウターソールとアップデートされています。アッパーの違いがどのくらい快適性に影響するかは分かりませんが、ミッドソールとアウターソールの変更は大きなポイントになると思います。
ミッドソールの「FF TURBO」シリーズはメタスピードにも使われている素材で、エネルギーリターンがかなり改善されているのではないでしょうか。(現在のTOKYOシリーズにはさらに効率の良い「FF LEAP」というミッドソールが使用されています。)
クッション性のあるFF BLASTとの組み合わせで、反発とクッション性が両立されるのではないかという期待感があります。
また、アウターソールの「ASICSGRIP」もメタスピードシリーズに使用されており、NOVABLAST5よりもかなりグリップ力が向上すると思われます。
NOVABLAST5がかなりデイリーユースとして高評価なだけに、新作のNOVABLAST6にも期待大です。
現在、新作発売に合わせNOVABLAST5がセール対象になっているため、購入するならチャンスだと思います。


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