出場の経緯とコンディション
12月7日に開催された福岡国際マラソンに出場してきました。昨年に続いての参加です。
昨年は悔しい結果に終わったため、「今年こそは」と気持ちを新たにして練習を積んできました。
今シーズンはこれまでに、ハーフマラソンを2本走り、調子は上向いていました。
しかしレースの3週間前にインフルエンザにかかってしまい、コンディションに少し不安を抱える状態に。
それでもある程度回復し、直前の練習もこなせていたことから、参加を決断しました。
夜練5000m×3(17'30) r1000m(4'00/km)
— Naoki Higashida (@naoki_higashida) November 28, 2025
福岡前の最後の追い込み。2レーンで実施。
走る前はできるか不安だったが無事にやり切れて一安心。ただ、3本目は普通にキツかった。あとは、咳が治ればなんとかなる。 pic.twitter.com/ppRj7xaI21
体調面の不安
インフル自体は治っていましたが、安静時心拍数が普段より高い状態が続いていました。あまり気にしていませんでしたが、この指標をもっと重視すべきだったと後から気付きました。
前日受付とレースの準備
受付は前日に行われ、ユニフォームチェックもあります。ナンバーごとに受付が分かれているためスムーズでした。

受付を済ませた後は食事をとり、ホテルで翌日に備えました。

レース当日の動き
翌日は朝食をとって出発。私はBグループだったため大濠公園スタートでした。平和台陸上競技場の外にテントが設置され、スタート前まで快適に待機できます。また、都市型レースとは異なり、スタート1時間以上前に並ぶ必要がなく、最後まで落ち着いてアップができるのが良いところです。荷物預けも直前まで可能です。
レース展開と失速
スタート直後は3’25/kmほどの集団に入りましたが、実際はこれが実力より少し速いペースでした。序盤は集団で快適に走れていましたが、ペースを落とさず走り続けたことで脚を消耗し、25kmでエネルギー切れ。暑さもあって、痙攣と内臓疲労が一気に襲ってきました。
25km以降は4’00/kmまで落ち、フラフラの状態で前へ。途中でやめたいほどでしたが、「福岡を走っているのだから完走だけはしたい」という気持ちで何とか前に進みました。
結果とレース後の状態
タイムは2時間38分。目標からは遠く離れた記録となりました。
レース後、着替えて駅に着いた頃に、目が回る感覚や立っていられない状態が続き、何度もトイレへ駆け込むことに。新幹線で横になって、やっと回復していきました。
なんとか新幹線に乗れたが、ここまでトイレ3回、嘔吐2回。死にかけている…
— Naoki Higashida (@naoki_higashida) December 7, 2025
コーラが身体にしみる。 pic.twitter.com/RMzmNIAEg7
失敗から得た学び
今回は失敗レースではありましたが、体調指標の重要性、そしてペース選択の難しさを改めて感じました。特に、安静時心拍の変化はレースコンディションを正しく判断するうえで見逃してはいけない要素だと実感しました。
今回の経験を、次のフルマラソンに活かしていきたいと思います。


